2-4.学ぶ

4.先をよむには経験や知識が必要になる。
知識や経験が豊富になれば
先をよみ行動する事ができ
リスクを回避し
無理無駄なく進む事もでき、
自分や周りを守ることへも繋がる。




風と私は湖から離れ歩き始めると、
遠くに雲が見えたので、風に聞いた。
『あれは、雨雲かな?』

「そうだね、さっき水の精が言ってたのは
 アレのことだね」

『そうなんだ。』

「少し進むと大きな岩の洞窟があるから
 そこに行こう」

風が言った通り、少し歩くと
大きな洞窟がみえた。

「雨雲がだんだん近くに来ているから
あの洞窟まで行って、
雨雲が通り過ぎるのを待つことにしよう」
と風が言ってくれた。

『そうして貰えると助かる、ありがとう。
それにしても、
あなたは沢山の事を知っているね』

風は嬉しそうに答えた。
「沢山のところに行き、
 沢山の話を聞いて
 沢山教えて貰って学べたんだ。
 何より僕自身も
 良い事も
 そうでない事も
 沢山の経験をしてきたからね。」

『そうだったんだね。凄いね』

「沢山の出会いのおかげかな。
 だから、出来るだけ僕も
 手助け出来ることはして、
 皆の力になりたいと思っているんだ。」

『やっぱり凄いね。
 学ぼうとする気持ちを
 忘れてはいけないんだね。』

「学ぶコトは楽しいでしょ?
 分かると嬉しいし、
 知らなかった事を知れた時に
 自分の中の領域が広がっていく感じがして
 楽しくなってくるんだ。
 ソレに知ってる事が増えると
 危険も回避できるし、
 事前に対処ができるから
 良い事ばかりなんだよね」

『確かにそうだね。良い事ばかりだね。
 何だか学ぶコトが沢山あって
 この先が楽しく思えてきたよ』
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